グルグル回るバイクレースって何が面白いの? [スポーツ]

少し前に、連れが
「同じコースをグルグル回るバイクレースの何が面白いの?」
と真顔で聞かれた事がありました。
ああ、確かにF1やMotoGPのような競技の何が楽しいの?という事は何度か聞いた事があるような。
私は、
「バイクがカッコいいとかじゃなくて、選手の精神というか心理面をみてると面白いよ」
と答えました。
昔はハードやテクノロジにも興味が結構ありましたが、今ではあまり興味が無くなりました。

例えば、追い上げを受けている選手がミスしたりすると「プレッシャーに負けたな」とか、
タイヤを滑らせながら凄い勢いで追い上げてる時には「アドレナリン出まくってるな」とか。
モータサイクル自体や排気音がカッコいいとかは特に無いです。
選手の仕草やライディングフォーム、モータサイクルの挙動とかを見て、選手の気持や思いとか精神状態を想像したり考えたりしながら見てました。
戦闘力の低いモータサイクルを使いこなしてプッシュし続ける選手はカッコいい。

連れの大好きなフィギュアスケートも、精神面が演技に影響しやすい競技だなぁ、と思って見てます。
アクセルジャンプが苦手な選手はやっぱり苦手意識があるようで良くミスしてます。
一発勝負の本番ではやっぱり緊張してしまうのかなぁ、と思います。

これを書いてる時にある事を思い出しました。
昔、ある人から、
「F1って最先端技術で出来てるのに何で簡単にエンジンとかが壊れるのか?」
と聞かれた事がありました。
その時は、そういう見方を全くしてなかったので、なるほどそう見えるものなのかと思ってました。
詳しく書かれたWebページとかが沢山あるはずですので細かい話はそちらへお願いして。
エンジンは機械部品ですので「これ以上負荷を掛けると壊れるよ」という上限があります。
量産されているエンジンだと耐久性重視なのでそうそう壊れませんが、F1のエンジンだとパワー優先で耐久性をギリギリに落としている為許容を超えた瞬間いきなり壊れたりします。
そして、操作はドライバーがするので壊すのも壊さないのもドライバー次第。
(電子制御でリミットは掛けれますが)
例えば、リタイヤした理由が「エンジンが壊れた」のか「エンジンを壊した」のか、同じリタイアでも内容が全然違うんです。
ドライバーが「エンジンがいきなり壊れた、アンラッキーだったよ」とか言ってる横で
「おまえが壊したんだろうが!」とメカニック達がキレてる事もある訳で。
ハードがいくら優れてても、ヒューマンエラーが一番厄介だったりします。
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