小説「聖書」新約篇 を読んでみた [その他]

再燃したジーザスクライスト・スーパースターで聖書の話を読んでみたくなりました。
最初、小さな本?のような聖書を読んでみたのですが、
「書いてある事は全て真実です。etc.etc.」とか前置きに書いてたので拒否反応で止めました。
そういうのがあると読みたくなくなる。
もっと読みやすいのを探してたら「小説聖書 新約篇」が目に入りました。
結構前から評判の本らしく小説風に書いてるので読みやすいと書いてます。
私は殆ど読書をしないので、出来るだけ読み易い方が有難い。
早速読んでみる事にしました。

ハードカバー1巻完結でそれ程厚くない。
が、1ページが上下に分かれていて、文字がかなり小さい。
数ページ読んで、
「言い回しとか文字サイズとか、読みずらいなぁ、というか私は全部読めるのだろうか・・・」
と思えてきました。
連れは「スカイ・クロラ」シリーズを物凄い速さで読んでます。
ああ、文字も大きいし行間広いし、読み易そうです。
斜め読み出来る人が羨ましい。

結局、読み終えるまで3ヶ月程掛かりました。
半分ほど読んだ所で、
「これを読む事自体が教えの1つなのか?」
とさえ思えるほど、読書しない私には長く長く感じました。
読み終えた感想は、
「長かったし、言い回しがややこしくて、ほんと疲れた」
しかも、挿し絵無いんですよ、休憩する場所が無い。

でも、読み終えて振り返ると、意外と良かったかもと思ってます。
人物の描写がしっかり書かれていて、小説の中でちゃんと人物が動いてます。
「堅苦しい書物」から「読める文書」になってるというか、そんな感じです。
ミュージカル版の登場人物の設定がかなり違うので、確かに色々な所から言われるのも判ります。
小説からすると、ミュージカル版のイエスはものすごい人間くさいです。
逆に小説では、ミュージカル版にはあまり無い使徒たちの人間らしい話が多く出てきます。
この小説は、私のような無宗教者がキリスト教を知識として知る上で十分入門となってくれている書物だと思いますし、実際そうなってくれました。
正直、聖書は読む気になりません。
物語が知りたいだけで信仰とは違うので。
映画好きな私としては、この小説を元に映画化して欲しいなぁと思ってます。
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