バイク乗り(自転車)から見た、自転車通勤 [社会]

近年、本当にロードやクロス、ミニベロなどのバイク(自転車)が人気ですね。
車の保険会社の担当さんが「TREKのロードを持ってるよ」と言ってました。
失礼な話ですが、どう見ても乗ってるようには見えないのでびっくりしました。
通勤じゃ無く趣味で乗ってるそうです。
それ位バイク人気は高いんでしょう。
書店に行ってみるとバイク関連の書籍がかなり増えてて驚きます。
感じとしては「山ガール」のような「流行り物っぽい」書籍が多いいなぁって思います。
その中で私が気になったのが、都市部で流行っている「長距離の自転車通勤」を薦めるような特集とか雑誌。
趣味で空いてる時間にバイクに乗るのは大賛成なんですが、通勤となるとちょっと考えてしまいます。
行為自体は健康的でエコなんでしょうが、総コストを考えるとそうは思えないんです。

一番大きな問題は「通勤時の労働災害認定」です。
私は昔、自転車で通勤してた時に車と衝突して病院のお世話になりました。
バイクは一部壊れましたが、体は幸いにも軽症で済みました。
その時には自転車通勤の申請が通っていたので「労災」が適用され、仕事には多少支障は出ましたが治療や修理等の金銭関連は全て対応してもらえました。
私の場合には運良く
・自転車通勤の申請が通っていた
・会社が労災対応をしてくれた
・軽症で済んだ
という点が揃っていました。
通勤なんですから当然その後に仕事がある訳で、仕事に支障が出るかもしれない通勤方法は多くの場合会社は認めてくれません。
個人判断で自転車通勤をした場合には、全て「自己責任」なので事故や自損も自分持ちで自分が痛い思いをします。
車道を走るロードやクロスバイクは速度も出てるでしょうから転倒の衝撃はかなりになります。
打撲や擦り傷程度ならいいんですが、手首や足、鼻やアゴの骨折なんかしてしまうと自損でも一大事、自分も痛いし困るし周囲の人達にも迷惑を掛けてしまいます。
更に車と関係する転倒だと、怪我の程度に関係無く人身事故扱いになり、もれなく救急車と警察が出動して事後処理がかなり面倒になります。
「ロードやクロスで軽快に通勤」は常に「大きなリスク」を背負ってる意識が本当に必要だと思います。

日銀の対応と景気 [社会]

先ほど、日本赤十字経由で東北関東大震災で被災された方へ募金をして来ました。
Yahoo!ポイントも有ったので、それも募金しました。
今必要なのは生活物資と薬です。
1つでも多くの物資が手元へ渡るように願っています。

日銀はこれからの国内景気を注視して警戒しています。
20兆円以上のお金を支店や金融機関へ出しました。
国内全体の閉塞感から景気が更に悪くなるかもしれないからです。

私はこれからの継続した支援の為にもこの景気の低下を防ぐ必要があると思います。
重要なのは「買い控えをせずお金を回す事で景気の低下を防ぐ」だと考えます。
被災地への負担にならないのなら、国内旅行も嗜好品購入もするべきです。
そうする事でお金が動き、経済活動が活発になって、景気が下がりにくくする事が出来ます。
募金は復興の手助けであって、元の仕事が出来る地域社会に戻す為の1つです。
本当に復興を願うのなら、国内景気を上げるようにするべきです。
節約ではなく、開いている店で被災者へ負担にならない欲しい商品を買いましょう。
店を開けているのは、買って欲しいからです。
それが、間接的に支援となっているのです。
ただ、便乗値上げをする所も出るので注意が必要です。

一部で電力会社への非難が上がってるようですが、非難では無くプラスとなる一言の方が遥かに大事で、柔軟な思考を止めるのは危険だと思います。
私は、原子炉で作業されている方々が無事作業を完了する事を願うだけです。

[北関東大震災] 献血,募金,物資支援,ボランティアについて [社会]

今回の東北関東大震災は、連れが阪神淡路大震災に遭ってるので大変な悲しみで見ています。
東海以南の人たちは色々な方法で援助をしたいと考えているかと思いますが、一旦、落ち着いてからの行動を是非お願い致します。
阪神淡路大震災の辛かったけど復興してきたノウハウを今こそ活用しましょう。

・献血
いきなり献血センターに行くことはぜす、条件や混み具合を確認してから行動して下さい。
採血された血液には使用期限があります。
継続して献血する方がより有効な支援になります。
又、現在服用している薬によっては献血出来ません。
”貧血ぎみ”やその他の条件がありますので、以下のサイトで確認してから行動して下さい。
http://www.jrc.or.jp/donation/index.html
又、直接電話での相談は上記のサイトを見ても判らない場合のみして下さい。

・募金と支援
広域に展開している安心できる方法での募金が確実です。
コンビニや銀行支店、ショッピングモールで募金が出来ます。
以下のサイトもありますので活用して下さい。
http://r.nanapi.jp/24717/
再度書きますが、所在がはっきりしている団体への募金を行って下さい。
生活品を直接被災地へ送る事は出来るだけ控えて下さい。
必要物資が一部に偏る場合があります。
物資輸送の制限がある時には、それに従い、推奨された方法で送るようにしましょう。
阪神淡路大震災の場合には物資が偏り、必要な場所には届かず、他の場所では余る、という状況が起きました。

・ボランティア
直ぐにでもボランティアに参加したい気持ちは一旦落ち着かせましょう。
今は何時でも行動出来るように、必要な装備を確実に準備しましょう。
人の移動には場所とコストが掛かります。
その大事なリソースは、県市町村職員、医療関係者、物資運送組織、自衛隊、レスキュー隊、消防隊員、警察職員、復興担当の公務員と民間復興社員、海外からの支援隊、等へ渡す事が大事です。
今、出来る範囲でのボランティアに参加してからでも遅くありません。

最後に、raziko(ラジコ)の制限が解除されましたが、あるリスナーが
「ラジオで聞ける人はraziko(ラジコ)は止めようぜ」
というメッセージがありました。
私もこの意見に賛成しますので、FM電波で聞ける方は出来るだけラジオ受信機器で聞いて下さい。
又、必要以上のTwitter(ツイッター)でのツイートは控えて下さい。
そのリソースを本当に必要としている人々に空けて下さい、お願いします。

最後に、関東、特に首都圏の方は出来るだけ節電に協力して下さい。
人工透析や医療機器の補助を受けて生活されている方が沢山います。
その方の為にも、是非節電をお願いします。

ソフトバンクの宣伝は [社会]

「白戸軒」インスタントラーメンは、どのキャリアの携帯電話でも貰えます。
紙を刷って配るより効果的な宣伝方法です、良く考えましたね。

「※このラーメンは犬など動物には与えないでください。」

上手い!
宣伝効果高いよこりゃw
大手2キャリアとの広告戦略の差は広がる一方な気がします。

ちなみに、X06HTIIをキャリアとの契約解除後でも使う場合には

1.フライトモードにする(コメント頂きました、有難う御座います)
 検索すれば沢山出てきます

2.電話番号が抜かれた銀色のSIMカードを使う
 これも検索すれば出てきます

3.システムファイルをいじる
 これはリスクがありますので、あまりお勧めできませんが、出来ればこれが一番確実

だそうです。

マイケル・サンデル教授の講義を見てみた [社会]

運よくマイケル・サンデル教授の講義を見る事が出来たので自分なりの感想を書いてみたいと思います。

ですが「私は文系でも無く小説や書籍を殆ど読まないのでとても残念な内容です」と書いておきます。
又、同教授の書籍は全く読んでませんので「あくまで政治哲学の講義」の話です。

まず、高利主義、結果主義、の話が出てきます。
確かに、憲法や法律は人権や主義が必要だと気づかせてくれました。

最初に、凄い人がいるんだなぁ、と思ったのが、エマニュエル・カントの
「良き行いとは、善とは、自由とは」の概念です。
とても厳しく苦しく窒息しそうですが、これほど魅力的で引き込まれる概念は無いんじゃないでしょうか。
人が生きる為の行為さえも自由ではない、それは生理現象でしかない。
行為そのものから全て開放された自由と善のみが本物でそれには結果が影響されてはいけない。
結果が影響する、された、場合には、それは善とは言えない。
行おうとする事自体が善である。
もう、ここまでされると、カントの概念でいいでしょう、とさえ思えてきます。

物理世界と精神世界を区別している考えもありました。
これを元に話せるなら、どんだけ楽だろうかと思いました。

結果主義の話では、アメリカらしいと言うか、学生も白熱してました。
結果は努力が元にあるから当然与えられる権利だという意見が多かったと思います。
でも、教授が時間を掛けて「そうではない理由もある」と言ってましたが、日本人だからでしょうか、結果主義の話のかなり最初から
いやいや、偶然あなたが頑張った結果を評価してくれる世界にいるだけでしょ?
と考えてました。
連れも同じ意見でした。
身体能力絶対主義の社会だとハーバードで哲学の講義を聴いてる=社会地位が低い人、となる訳で。
生まれる場所、人種、宗教、両親、時代、性別、全て自分で選べるはず無いんだけどなぁ、と思いながら見てました。
やっぱり、最後には、教授も同じような内容に集約していました。

次に、同じハーバード大学のジョン・ロールズ著作「正義論(Justice)」が出してきました。
ロールズの「無知のベール」はとても優れた平等と中立の円卓を作ってくれます。
私も最初に聞いた時には、素晴らしいアイデアだと思いました。
ですが「無知のベール」の席に結果主義者や高利主義者は座ってくれるのか?
そんな事はないですね。
成果を出した人は進んで損をする確率の高い席に座る人は少ないでしょう。
善意、と言うならベールは必要無いです。
宗教者や原理主義者はベールがあると逆に困るでしょうし。
少なくとも貯蓄してる日本人の殆どは座らないと思います。

仮に「無知のベール」が、人が社会生活を始めた時から掛かっていたらどうなんでしょう?
これって、言ってしまえば、
神と言う名の絶対権力者がいる極端に情報制限された社会の中に住んでいる
のと一緒なんじゃないでしょうか。
外から見たら何て理不尽な社会だと思いました。
「知る権利」が大きく制限を受けているだけでかなり問題だと思います。

アリストテレスも出て来ました。
何でもアリです。
教授は今までの多くの社会哲学を出してきては「決定的な答えは出せていない」と言っています。
まあ、自分の論を進める必然としては必要なんでしょうけど。
長いです。
連れは横で聞き流してましたw
何時間あるんだろう、12時間デスカ・・・

いよいよ、コミュニタリアニズムの話です。
長かった・・・

正義や善は何を基準にするのか。
本当にそれ程壮大で厳格である必要はあるのか。
人は肉体と精神とが合さって初めて人である。
民主制の多数決に正義や善はあるのか。
利害は必然なのか。
コミュニティーという狭い中で判断と利害の殆どが決定されてるんじゃないか。
哲学は深く考える必要は無く、日々目の前に溢れていて、何時でも参加出来る。
進むだけじゃなく、立ち戻り改めて進む事も必要ではないか。
お互いがお互いの意見を聞き、それを元に自分の考えの原点に戻り改めて考えばより良い結果が出るんじゃないか。

終わりました。
見終わった感想は
「長い」
もう、クタクタです。
興味が無く無理に見たりしたら、最後には怒るか寝てしまいます。

と、いうのは置いといて・・・
全体として、どうも宗教が元にある前提で教授も生徒も話をしてるようで、無宗教の私には一部理解しにくい部分もありました。
更に他民族が当たり前の上なので、その辺りを良く理解して聞かないと???となってしまいました。
ですが、同じ内容を何度も何度も言ってくれるので、判り易いといえば易いと思いました。
対話形式で必ず対する意見を用意して、それから議論や説明するのは、理論が入り易いですね。
殆どが複数の例を出しての話なのでなおさらでした。
教授は試合での審判の役割だなぁ、と思って見てました。
自由なんですがある程度の制限を付けるんです。
進め方が上手いです。
だからと言ってコミュニタリアニズム大賛成、かと言うとそうでもなく。
コミュニティーを超えても絶対唯一の「神」を暗黙で認めてる以上
「神の行いは避けられない、しかたがない、そうあるべき」
とか、無理な考えもそれに共存してるんで、それってどうなの、と思います。
結局、どうやっても、人である以上何か暗黙の絶対の逆らえない真実は在って、それから逃れる事は無い、と思います。
生まれたての赤ちゃんは人の顔を既に区別出来て、喜怒哀楽も判断してる
人は子供の顔(目、鼻、眉、口等の位置関係)を無意識で「かわいい」と判断するようにDNAに刻まれてる
という感じでしょうか。

コミュニタリアニズムは一部賛成すると言うか、そうなってる、としか言えません。
どれだけ理論武装してても事実の方が圧倒的で、真実は1つ、認める以外ありません。
蕎麦アレルギーの人に「蕎麦は体に良い」と言っても、食べると拒否反応が出るのは事実で、それと一緒だと思います。
真実がどれだけ重要か、カメラマンやライターが命を賭けてそれを手に入れようとしてるのを見てても感じます。
正直、教授のコミュニタリアニズムよりカント理論にビックリでした。
それだけでも見て良かったです。

以上、文才無く大変めちゃくちゃです、すいません。
勉強してる人からすると、情けない内容なんでしょうが、恥は搔き捨てですw

宇宙技術は難しい [社会]

金星探査衛星「あかつき」の衛星軌道投入は残絵ながら失敗。
やはり、半自動での制御はかなり難しかったようです。
一番悲惨な金星落下にならなかっただけでも良かったです。
宇宙開発は失敗無くして成功はほぼありません。
あのアポロ計画も月面着陸した11号ばかり目立ってますが、その前には失敗の連続で何人もの宇宙飛行士が事故で亡くなっています。
アポロ計画で使われたサターン5型ロケットなんて総重量の9割が打ち上用の燃料です。
そんな超危険物みたいなのを制御して打ち上げ、更に月面に行く訳ですから多くの技術者や莫大な費用を掛け続けて、やっと検証実験10回以降にようやく挑戦するチャンスが来たのです。
スペースシャトルも2回の大きな事故で10人以上が亡くなっていますし、打ち上げ延期なんて幾らでもある訳です。
この再利用宇宙船でも燃料は7割はいっていると思います。
H2も失敗を乗り越えてようやく安定してきてますし。
それほど宇宙技術開発は難しいのです。
地球用の人工衛星レベルで今回の「あかつき」の失敗に対して適当な事を言う人は見てて恥ずかしいです。
JAXAを養護したい訳では無く、宇宙技術開発は本当に難しく経験と発想と膨大な費用が必要な事なんです。
確かに非常残念ですが、この失敗を経験値として前に進んで欲しいです。

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