USBが不安定な場合には

USBハブのコメントを頂いたので、USBハブについて書いてみます。
ざくっとなので、その辺りはご了承下さい。
パソコンに付いているUSBポートの殆どはチップセットに直結されています。
各チップセットメーカーはUSB規格通りに内部回路を設計するんですが、微妙な部分はメーカーや各チップによって違う事も多く、「○○のサウスブリッジがダメ」なんて言われたりします。
接続されるUSB機器も規格通りに設計はするんですが、メーカーによって精度の「振れ」が結構違います。
このズレの関係でいわゆる「相性」と呼ばれる症状が発生して、窓から投げ捨ててやりたくなります。
「Aのパソコンで正常に動くUSBメモリが、Bのパソコンだと不安定」というのはそういう事です。
そうなった場合に「USBハブ」を間に入れる事で安定する事が多々あります。
USBハブはただ単にUSBポートを増設するだけではなく、中の制御チップがパソコンとUSB機器の仲介もしてくれる結構役に立つ機器なんです。
USB機器が不安定な時にはUSBハブを間に入れてみましょう。
壊れていなければ大抵それで安定します。
それでも安定しない場合には、元のポートがダメか、USB機器が壊れている可能があります。
又、USB端子の接点が微妙に合わない場合なんかだとUSB延長ケーブルであっさり安定したりもします。
最初は安定してたけど最近不安定になったなぁ、という時にはUSB端子の掃除も効果的です。
低速な汎用シリアルポートだったUSBがSCSIやIEEE1394の代わり使われている弊害かもしれませんね。

コメント 2

親切丁寧にUSBハブのことを開設していただいて有り難うございました。
おかげさまで、せっかく買ったリーダーライターを捨てずにすみました。
どうも有り難うございました。
by 忍耐明 (2010-12-02 05:41) 

コメント有難う御座います。
USBはいわゆる「相性」が出やすい外部機器です。
直刺しで不安定な時にはUSBハブで確認が一番切り分けしやすいです。
もう少し詳しく書こうと思いますので宜しければ見てやって下さい。
by QQ_QQ (2010-12-02 21:35)